フルヘッジブルシンセティックはベアシンセティックと対になるシンセティックポジションです
ベアシンセティックーオプション戦略ー
「ベアシンセティック戦略は、リスク管理と利益最大化を同時に目指すオプション取引の手法です。基本から応用までを詳しく解説します。」
フルヘッジブルシンセティックは
プロテクティブコールとカバードプットを合わせたポジションとなっていて、デルタはニュートラルまたは
相場観を加えることが多いと思います
カバードプットーオプション戦略ー
Harvです。オプション戦略紹介シリーズです。 今回はカバードプットをとりあげます。カバードプットは原資産の売りとプットの売りで構成されます。ガンマショート、ベガ...
ざっくりいうと上下、ヨコヨコにも対応して勝ちやすいポジションなのですが
カバードプットのガンマショートの取り回しがやや難しいポジションになっています
ガンマショートはなぜ失敗するのか
今月はIV30%でスケベガンマショートカバードプットを証拠金で耐えられず損切りした 最終的にはホールドしてれば助かったが、その間にドテンしていれば何回もチャンスは...
コール買いとプット売りによって合成では先物買いとなりますが、先物売りをあてて
デルタを調整。一見するとなんのことかわかりませんが
相場の動きによってポジション全体の損益が変化していきます
例えば、先物上昇はコール買いとプット売りによってロングになり
先物下落時は売っている先物から利益がでてプット売りのタイムディケイやボラドロップなどが期待されます
そのため、プット売りのIV変化やコール買いのIVの鞘が開いているときに狙いやすくなります
通常、先物が上昇した際のプット上昇、コールIV剥げ時に狙いやすくなります
ただし、大幅な先物下落時はプット売りからの損害が大きくなるために
プット売りの枚数を絞るなど相場状況、クロージングなどを考慮して
ポジション全体のベガの管理が重要になります。プロテクティブコールが増えているならプット売りの損害も耐えることができるでしょうが、証拠金管理からいって面倒になるので
損切りして、プロテクティブコールにポジションを動かすのがスマートな方法です