ガンマショートはなぜ失敗するのか

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ボラトレヘッダー

今月はIV30%でスケベガンマショートカバードプットを証拠金で耐えられず損切りした

最終的にはホールドしてれば助かったが、その間にドテンしていれば何回もチャンスはあったのだ

ガンマショートの扱いはなかなか難しく

一番楽なのはプット売りだろう

下げ盛りのプットを底で売って、デルタロング、セータロング、ベガショートで儲けるやつ

笑っちゃうくらい儲かるので証拠金限界までやってしまって逆行して苦しむアレである

戦略としてはしかし、有効なのでクレジットスプレッドや時間差バックスプレッドにしたらカバードプットにしたりレシオスプレッドはある

ガンマショートポジション全般に言えることだが、1000円逆行でほとんどダメ。2000円以上逆行してしまうとポジションは壊滅である

カレンダースプレッドとなるとガンマが軽減しているので2000円程度は耐えられるかもしれないがスピードを伴う動きではIVの股裂きがおこりやすい

ということを踏まえると、証拠金で粘ろうという考えは昨今のVaR証拠金ルール変更も相まって

コンセプト的に破綻に繋がる危険性を有している

ボロドロはしかし狙いたくなってしまうので安全にとれる方法をもう少し考えたい

がブラックスワン飛来時に凌ぐ方法は

ベアシンセティック、プットバックスプレッド(ベガショート)のみだろうか。コールバックスプレッドもあるだろう

急騰のブラックスワンの対応も考えるとプットバックスプレッドしか両対応はしていない。

またはコールバックスプレッド

一般化するとニアのオプションを売って、端っこの買いを複数でカバーするという戦略である

残存やストライクによっては端っこの買いも機能するとは限らないので注意は必要である

ボラトレヘッダー

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ボラティリティトレードを意識してオプショントレーディングのエッジを追求していきたいと研究の日々です。よろしくお願い申し上げます。

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