先日のベガロングでダメージを負ったわけですが、
オプション取引定番本のオプションボラティリティ売買入門 (ウィザードブックシリーズ)には、低IVでは何もしないというのも考えるように記載があります。
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低IVの時の戦略は以下の問題があると考えています。
低IV環境では、IV変化が小さいのでそもそも原資産の期待変化は少ない。
一度、IVが上昇すると売りポジションが大ダメージを負う。
動き出しを捉えることができればチャンスはあるのですが、基本的にはあまり動かないので待つトレードが正しいように思います。
待つ方法も2つで、
- 動き出しを待つ(IV上昇狙い)→買いでとる
- IVが上昇した後の、下げを狙う(剥げ狙い)→売りでとる
セータを稼ぎながらガンマロングにしておくと良いかなというポジションとしてカレンダースプレッドがありますが、
期近と期先の連動が崩れると損してしまうので難しいところです。ガンマを小さくできるので期近と期先のIV鞘があるときはカレンダースプレッドは低IV時に狙いやすいと、個人的に考えています。
裸買い。
私は狙うものとして裸買いがあります。というのも、売りは儲かるのですが低IVなのでリターンが比較的少ないということがあるので大変動したときに大損してしまうからです。損小利大となると、買い玉を裸で狙うのは低IVではアリだと思っています。ガンマが効くので、数百円あがっただけでも1枚あたり数万の利益になるのでリスクとリターンのバランスはとれていると思います。