激動な1日でした。。チャートを見て下さい。
為替
7/27ナイトからぐんぐん上がる日経先物。為替も円安に。
これは、発表前に33000を突破かなあと思っていたら33200をつけました。さすがに反落も心配になってきますのでコール買いを手仕舞いしながらデルタとベガを抑えます。
そして、朝2時に日経の飛ばし記事が出ます。
急落500-800円。為替は円高。IVはコール高、プット安
プロテクティブコール、コールバックスプレッド、ブルシンセが機能する変化です。
上で少し利確していた分が良かったのですが、デルタはロングに傾けていたので損益はマイナスに
ガンマロングポジションだったので、この変動によりマイナスからプラスに損益が戻りました。
ガンマショートだとポジション管理に苦戦したと思います。損切りをしないとリスクは減りません。
ガンマロングポジションの場合は利確をいれることでポジションを落とすことができるからです。
上抜けと下落対応のために用意していたプロテクティブコールのおかげで助かりました。
問題は、BOJがどうなるか?飛ばし記事通りなのか反応はどうなるのか。2時に飛ばし記事がでたので、さすがに嘘ではなくリークかなとこの時は考えました。
230728ザラ場
明けて32500を割りましたが下げ渋り。IVは盛り上がりませんが元々が低いので、ジワジワ上昇。コールは予想通り上昇。
BOJ結果は通常、12時、サプライズや政策変更があると遅くなるのがパターン。
12時すぎても何もおきず、ついにBOJ発表がきました。結果はYCC修正で0.5%容認と以前だと利上げの内容だったところです。
が、為替は円安、先物上昇。
そんなわけないだろうと先物ショートでたたき売ります。
後場で下げてきました。先物は32000、ドル円は138円台になりました。
ここからが凄かったです。想定をはるかに超えるリバ。戻り売りもなく、夜間33000を達成して1000円のいってこいとなりました。終値33110円
IVは32000の時がピークで、リバでIVは大きく低下。33000を超えてコールのIVが盛り返すという展開でした。
ポジション調整
まあ、先物の動きがわかっていればやりようがあるのですが、これだけ動かれるとガンマショートはキツイ。
先物売りを下で買い戻し、プロテクティブコールを手仕舞い。さらに、コールバックスプレッドの売り玉を買い戻して
コールが剥げたところでコール買いをいれて上昇に備えました。
プット売りは剥げたので買い戻しをいれて下落には強いポジション調整をおこないました。
また、いつ反落するかわからないのでコール買いプラスデルタヘッジをいれながら先物を売りあがりました。
勿論、デルタヘッジをいれない方が儲かっているのですが、このあたりは難しく先物の動きがさっぱりわからないのでヘッジは妥当だったかなと思います。
コール売りでヘッジするか迷うところですがIVは低いのであまりやる気もせず先物のヘッジで様子を見ます。
今後は、33000あたりでウロウロするか、反落するか続伸か週明けの動きに注目です。
IVは全体的に剥げてきているので、上げのコール盛りがあるかどうかがポイントになる気もしますし、楽観気味なので再度の急落はサプライズとしてマーケットに受取られる可能性はあるかなと思っています。
BOJの前後では上手く立ち回ることができたと思いますが、プットバックスプレッドが不発に終わったのは誤算でしたね。。
プットのヘッジ分損しましたが、仮に32000を割っていたら大きな利益となっていたのでポジション管理は上手くいったと思います。
先物売り→買い戻し にコール売りを組み合わせたカバードコールとコール買いが上手くいきました。
あとは先物が上がったところでコール売りを組み合わせてコールバックと、リバースコールカレンダーを再度しかけてとりあえずヘッジしました。