6月はMSQは32000円オーバー後も、上昇し6/16では34000を達成。その後は利確売りにおされて33000を割、再度33500を伺う展開で推移しています。
500円前後のいってこいが頻発しており、往復ビンタを喰らうとキツイ展開が続いています。
上げの全盛りを何度も繰り返す展開でした
バブル後の高値を更新している中で、1000円程度の下落もおこったわけですが
下げの全剥げというIV展開をみとめています
結局、32500を割ってもプットのIVは下げたことから
プットバックスプレッドなどの暴落ポジションは機能せず、むしろ大きな損失を招くということがわかりました
従って、プットの買いは実はなかなか機能せずボラトレとしてはエッジがありません。十分に剥げる展開を待ってからプットの買いをいれるという戦略が有効そうです。
逆に、コールバックスプレッドやリバースコールカレンダーも今回の相場では良さそうです。
先物上昇でIVが上昇しているような場合はIVドロップを狙った、ベガショート戦略としてカバードプット、ブルシンセ、レシオスプレッドなども有力そうです。
先物が数百円程度下落する場合は、IV変化としては下がってしまいベガロングが報われない展開が続きます。
ボラドロを狙うとなると、ガンマショートとなるためガンマショートが大きくなりすぎないようにリバースカレンダーを混ぜるなどの工夫が重要に感じています。ガンマショートが大きいと期近の急騰、急落でポジション損益が大きく変わりますので、カレンダースプレッドやリバースカレンダーを混ぜながらガンマを抑えていくと調整しやすくなると思います。