日経はBOJを控えて午前中は売られましたが、ジリ上げ。
そしてBOJでは緩和維持。YCCについても変更無しということで、結果をうけたあとのドル円は円安容認といわんばかりに円安に振れました。FXでは大きな動きが今年に入ってから続いていますが、今回は大きく円安にふれました。
受けて、日経は円安の恩恵を全面にうけ高値引け。ナイトでも上昇し34000をCFDではつけました。
IVは上げの全盛りを認め、500円程度の上下を認めるという値動きが連日続いています。
上下を上手くとれると美味しいのですが、ショートのタイミングを間違えると担がれるのでなかなかデルタを傾けにくい状況でもあります。オプション建玉はC34000、35000のあたりがどうなっているか開示されたときにわかりますがC33000-33500あたりは売り玉も目立ちますのでしばらく上下の高値レンジっぽい感じが続くようにも見えます。
先物が上がるとコールのIVが上がり、下がるとIVが剥げる変化でこれは期近も期先も同様の傾向が続いています。
そのため、コールのIVが低いときにコールの買いを絡めるスプレッドが比較的有効なようです。
残存もまだまだありますが、14日を切ってくるとセータコストがだんだん重しになってきますので今後はどちらかに動き
特にコールのプレミアムが高いところは利確の売りが増えるような動きがみえてくると天井。買いが積まれればさらに上を試す動きが期待されますし、プット買いはヘッジ的にも入りやすいので調整の可能性もでてきます。
バブル後最高値更新の期待が高まる中、どのような動きになるか注目されます。