6月限は、SQ32000越えで決着。3000円上昇という日経で強烈でした。
レンジをブレイクしてから32700をつけ、SQ週では31500を割れる変動が激しかったです。
レンジを想定した多くの逆張りトレーダーを損失に追い込みました。
さて、バブル後最高値が更新するとなると、この上昇相場が続く想定をしないといけません
1つは上げの全盛りが頻回におこることが想定されます
上げの全盛りではコールもプットもIV上昇しますが、先物が下落するとIVが低下してしまうので
IVの剥げを見極める必要があります。ベガを積み過ぎるとIVの低下で損失が生じるので、この辺りは注意します。
ですので、コールの買い→コールの売り のような回転が機能します。デルタをニュートラルにした場合は
プロテクティブコール→カバードコールの回転が機能します。
ただし、カバードコール自体は暴落には弱いのでポジションの押し引きも必要になります。
プロテクティブコールを軸に
上げの盛りではプロテクティブコールが有効です。レンジ上限や、節目、タイムラインなど様々なタイミングで狙えます。通常はIVが低下するためコール買いのデルタを若干ロングに振るとデルタはニュートラルに近くなります。
上げの全盛りでは下げでIVが剥げるため、カバードプットを加えたブルシンセも有効になります。先物下落に対する耐性が少しでることガンマが軽減されるため損益がマイルドになります。
ブルシンセも有効ですね。
ベアシンセはコール売りのIVが以外と剥げないこともあり。ファーを利用したかなり攻めたベアシンセも有力かもしれませんが、下落に弱くなるので個人的にはブルシンセを推しています。
他にも、バックスプレッドやカレンダースプレッドなどが使用しやすいです。
ベガショートポジションは、だんだんと値幅がでるようになっているのでガンマを大きくショートすると危ない印象があります。
ガンマロングを軸にポジションを調整するのが良いかと考えています。