日経は6/2日中から上げだして引けから、さらに上げ。
数日で1000円以上も一気に上げた形になり、ショートポジションはかなり喰らったと思う。途中から、明らかにショートカバーも巻き込み、なんと32000を達成。
コールは32500も見えているので続伸の32500程度はあり得る可能性がある。
ただし、利確がでやすい形でもある。なぜかというと
コールオプションの性質上、大口の建玉はSQ精算となることを考えると、
プレミアムが上がったオプションを満期までホールドするより反対売買で売って往って来いで儲けた方が2倍もうかり
効率が良いのである。
例えば、C32250は180(1枚18万)をつけたが、SQ精算してプラスになるには32430円以上となる。この場合は、ある程度下がってきたところで32500の建玉が増えてくるなどの動きがあれば、よりSQ値は高値を示唆する所見となる。
実際は、プット売りが加わることでもう少し損益分岐点は上に動く。
SQ週ではどのような動きになるかは予想が難しいが、ファーコールを持っていて吹いた場合は一度、コールの利確をおこない。ショートを考慮しつつ、プレミアムが剥げて値段が低下したところで再度の上昇を狙うという戦略が今限月では手堅い可能性がある。または、コール売りを組み合わせてフリートレードを構築するのも利確を兼ねており手堅い。
そのため、コールオプションのIVは売り需要が多いことからいったんは剥げに転じることが予想される。