オプションのスプレッドなどで含み益がでてきたときに利益をある程度確保して、更なる利益を追求する方法があります。
これは以前紹介したダイナミックヘッジと似たようなことです。
フリートレードと呼ばれる手法を紹介します。方向感があまりないときだったり、上手くトレンドに乗れたときに効果を発揮する手法です。
フリートレード
時間差スプレッドになります。まずコールでも、プットでも買いをいれます。
C27500@350 とします。先物27000
この後、先物が数百円上がった場合を考えます。
C27500は利益が出ているはずです。例えば450、そこでフリートレードです。
よりアウトなコールを売ります。C28000@350としましょう。(状況によって必ずしもネットにならないですが、考え方としては買い玉のコストを外の売りでまかなう。または受取りにします)。
フリートレードのメリット
SQ持ち込みの時点で利益が確定しているので、どのように動いても利益を確定することができます。更にメリットとして
C27500-C28000の利益を追求することができます。大相場になって買い玉、売り玉ともにインするようなことがあれば最大50万の利益の上乗せができます。当然、SQまで持ち込まなくても期中の反対売買決済も可能です。
激しい相場でも、ガンマロングのリスクへのご褒美といえましょうか。オプションの減価などのリスクを軽減またはコストを回収し一部利益を確保。更なる利益の追求が可能となる点がメリットです。
さらに他のポジションを取ることも可能になりますし、戦略に幅がでてきます。
オプションボラティリティ売買入門 (ウィザードブックシリーズ)
定番本です。ボラティリティートレードについて日本語解説されている貴重な本です。1点、レシオスプレッドを推奨する記述がありますが、ネガティブガンマポジションは安全ではありませんので注意が必要です。フリートレードを含めて解説があります。

