日経平均は8月頭の連日下落からの激リバ
下落ピーク時はIV100を叩き出すなど、間違いなく多くの退場者を生んだ展開でした
ガンマショートポジで喰らうと追証、損切りは不可避で手痛いダメージをくらうことも多かったです
IV60%の段階でのコール売りは担ぎに担がれ、ミニオプとはいえ数十万円の含み損
損切りせずSQ前のどこかで利確をできるといいなあと思っていたら
まさかの35000前半までの下がりで結果的には助かりましたが
当然のようにプット売りなどでショートストラドルとしてフォローしていたところを突き抜かれ
振り返ってみると、コール売り自体は悪い選択ではありませんでしたが
デルタを消してボラドロをとるべきでした。時間差のコールバックスプレッドまたはデルタ調整のカバードコールが有効であったと思います。または、カレンダースプレッドもフィットする展開でした。
IVが30%台になってからは、なかなか低下せずに上下する展開。500円のいってこいはもちろん、また指標発表毎に1000円下落後に、1000円戻すなどの展開が続きました
ガンマショートでは逆行するとデルタが逆の動きとなりますが、
せいぜい300円程度までの動きは対応出来ますが、1000円以上となるとデルタショートがロングに変わってしまうレベルでポジション全体の動きが変わってしまいます
いってこいなのでホールドしていれば利益になりますが、含み損に加えて膨れ上がる証拠金もあいまって
ポジション維持自体が難しいという状況が続きました
ガンマショートを控えて、ガンマロングに切り替えポジション全体の調整をおこなったところ
パフォーマンスの改善を認めました
駆使したスプレッドは
プロテクティブコール、コールバックスプレッド。
プットバックスプレッドは機能するタイミングもありましたが、エントリータイミング、イグジットタイミングともに難易度が高かったです。プットの剥げからの盛り返しは狙いとしては良いように感じました
SQ週に入ってからはガンマロングが大きく機能。オプションの先物化が機能し、損小利大がハマりミニオプ主体でも
まとまった利益となりました。
ガンマショートポジション主体ですと含み損が増えるし、ラージオプション主体であれば含み損300万程度からの逆転という形になったかと思いますが、ポジションの維持も耐えられなかったと考えます
やはり、ガンマロングがオプション取引では主体であるべきに感じました