証拠金がなかなか集まらず新NISAの枠を埋めたり
後述しますが、ロングポジションのためにオプショントレードのチャンスをうかがっています
実際は何度かチャンスはあったのですが、入っていない方がよかったかなあという展開も多かったので
様子見が続いています
なにせ低IVですので、日経40000円近辺で500円程度の動きでは誤差レベルで時間だけが過ぎていくという日々
ダイアゴナルカレンダーやクレジットスプレッドなどが無難で、コール売りは避けるという感じでしょうか
さて、イランーイスラエルの緊張で日経は37000を割れる展開がおこりました
下落+地政学リスクでマーケットは一気に緊張しIVものきなみ上昇で大きなチャンスとなりました
プットバックスプレッドをもっていればファープットが大きくプラスに貢献したことでしょう
ベガ益を利確するために
ファープットの返済売りを行うことが重要です
プット売りを足してもいいのですがコストや証拠金が増えるため基本的に上記
プット買いは残しておいた方がさらなる下落となった場合プラスになる可能性があります
ベガをフラット程度まで落とすのが手順として多いです
注意すべきは含み益が出た状態で、ベガを大きな値で維持するのは危険です
ちょっとリバしただけでIVが低下し、ベガの損失、セータ、デルタとトリプルで下がります
一瞬で逆転することもあり要注意です
私も数百万が数時間で変化することを何回か経験していますが、非常に焦ります
ベガを管理しつつ、相場の下落がどこまでいくのかなどを見ながら調整をいれる感じになります
ピークを過ぎたIVやプレミアムは時間経過とともに急速に萎みますので
ベガショート優位の時間がやってきます。ひどいショックの場合、SQ通過までベガショートが危険なこともありますがプットバックスプレッドの場合は、プットバックスプレッドはベガフラ気味に維持して
コール売りやカバードコールを足すことでポジション全体のベガをショートにしつつ、プット側をロングにすることも可能です
カバードプットやプットレシオで耐えるという展開も可能ですが、このあたりはトレーダーのリスク管理やスタイルで変わるのではないでしょうか
この記事を書こうと思ったのは、日経もあっという間に1000円近くゆっくりリバしてしまい、IVがしぼんだのを見たからです。下落にかけてプットバックスプレッドを維持するのは危険だという話で、マーケット状況で臨機応変にポジションを変化させる必要があります
いずれにしても、ブラックスワンがこないかぎりベガショートがやや優位で大きなベガロングは難しそうな展開が続いています