先日の大敗で今年のコールバックスプレッドでの儲けも吹っ飛ばしてしまい反省。
この頃は上手くいったので、解説記事を書きましたが、その後も増えたり減ったりでした。
負けた理由をいくつか考えましたが慢心、思い込み、違和感の放置など挙げられます。
複合ポジションの管理ミスも挙げられます。
特にプットバックスプレッドがあたったときの利確ミスは動揺が大きく、再度プットバックスプレッドで利益を出そうとしたところがよくなかったです。
利益が出た瞬間にデルタとベガヘッジをしないといけなかったのですが、反省して次に活かします。
特に大口のポジションも分析している方々のデータを参考にしつつも、まだ下があると思うのは無理がありました。32500は意識していたのにショートするというチグハグも修正が効きませんでした。
ただ、コールが剥げたところでのプロテクティブコールは何回かエントリーしましたが機能していたので機能している部分もあったようです。
ベガロングが失敗した理由
さて、ベガロングが失敗した要因としては、相場環境を見誤ったことが挙げられます
近年最低のVix、低IVであり、マーケットは下落をあまり考えていない楽観状態です。
あまり成功していないベガロング作戦を繰り返していました。だいたいの場合、イマイチなときでのしかけはせいぜいトントン程度です。
このようなとき暴落したらベガロングが成功しますが、それがいつかはわかりません。マーケットの変動を確認してから、乗る形で間に合う可能性の方が高いです。
というわけで、低IV状況がいつまで続くかわからない状況で、逆張りが失敗した形になりました。
プット買いが腐るというヤツです。こうなると方向性をあてるか、オプションを売るしか勝ちようがないので、
カレンダースプレッドがバランスをとって良かったかなと思いました。または、低IVの時に無理にポジションをとらないということも重要と改めて思い知りました。
まだ資金は残っているので、チャンスを待ちながら作戦の見直しを考えようと思います。
注意すること
自分へのメモですが、いくつか
残存10日を切ってくると、セータコストがキツくロング失敗した場合は撤退か敗戦処理。
重要イベント前に大きなポジションは持ち越さない。
イベント通過のボラドロに注意(ベガロングで通過しない)。
複合ポジションは、ポジション調整が甘くなるのでシンプルなポジションにしておく。
複合ポジションはベガロングとベガショートポジションなどに分解できますが、
ベガロングポジションは時間経過と共に沈んでいきます。私は、複数のベガロングポジションを持ったりしていたのですが、満期が近づいてくるとセータの減少が大きくなってきて感覚的に(まあ、要するにポジション判断が遅い)ついていけなくなるようです。
これまでの成績をみると、残存10日あたりを切ってくると、かなり成績が下がってくるようです。
対策としては、ガンマを抑えてカレンダースプレッド、バタフライ、アイアンコンドルなどにするという対策をとるべきでしたね。。大きなガンマロングポジションの扱いがあまり上手くいきませんでしたというのが今回の失敗から学んだことです。