7月はダウ連騰しており、堅調そのもの
ですが7月末にYCC修正、アメリカ国債格下げがあり日経は数日で1000円以上下げました。
さすがに急落でIVも上昇し 低IVから20%を久々に超えました。
が、8月になってくると32000-32500のあたりで先物が日に数百円上下しながらもレンジ内ともとれる動きを繰り返しました。徐々にIVは落ち着いてきています。
今後、大きな下落があれば再度のIV上昇、上昇に転じるとIVはやや下げ推移かなと思われます。
目次
有効戦略
IVが低いところから上昇してくるライミングではベガロングが有効でした。7月でのIV上昇はかなり大きかったです。
ですが、その後IVは低下してきたためにこのボラドロップを狙う戦略も有効でした。
また、下落をノーポジかニュートラルで凌いでその後のボラドロップを狙う戦略も有効だったようです。
レンジのような動きが多かったのでデルタを傾けるのがやや難しかったかなと思いました。
IVが十分に上昇したところでのカバードコール、カバードプット、ショーストは十分に機能していました。
先物の上下を狙いながらのブルシンセポジションも有効に思います。
なぜなら、上昇ではコールが剥げ渋り、下落ではコールIV上昇、プットのIVが剥げるということを基本的には認めているからです。今後、先物下落でプットのIVが上昇してくるようであれば戦略をベガロング気味に見直した方が良いと考えています。